カフェプレス(フレンチプレス)の使い方が分からないとおっしゃる方が意外と多いようなので、簡単な動画を載せておきます。使用したプレスは2人用。
いうまでもありませんが、新鮮なコーヒー粉を使うのがコツです。
お客様から質問があった場合、原則としてぼくは答えることにしている。が、答えにくい質問がとても多い。が、とりあえずここで、よくある一般的で、当たり障りのなさそうな質問に答えてみたい。
お客様→ どうしてこんなに膨らむんですか?(ぼくがドリップしているのを見ながら)
ぼく→ フォースを信じるんだ。
お客様→ え?
ぼく→ 煎りたて、挽きたての豆を使えば膨れます。お湯の温度は83度。膨れないのは、お客様のウデにはあまり関係ありません。つまり、焼いて時間の経ってないコーヒー豆を豆のまま購入し、ドリップする直前に挽いてください。
お客様→ そうしてるんだけど。
ぼく → 焼きたての豆も、保存状態が悪かったり、時間が経つと膨れなくなります。小まめに買うのがコツですね。
お客様→ そうしてるんだけど。
ぼく→ 引力が強過ぎるのかもしれません。
思っていることを全て包み隠さず話したらどうなるだろう。きっと、すっきりするであろう。しかし、かなりの確立で、めんどうが起きるであろう。もちろん、これはぼくのことを言っているのではない。つまり、社会で生きていくにはフィルターが必要なのである。すべてを出してはマズイのだ。このたび、某メーカーから新しいコーヒー・ペーパー・フィルターが発売された。
結果から言うと、このフィルターで淹れたコーヒーがうまいのである。どういう仕掛けかというと、ふつう、ペーパーフィルターはパルプ繊維でできているが、当フィルターにはコットンが配合されている。するとどうなるか。
「コットンの味がするんでしょう?」
ブー。ハズレである。コットンの味はしない。当フィルターで抽出したコーヒーは、一般のペーパーフィルターに比べ、味がまろやかで、滑らかなのである。なお、理由はわからないので、ぼくには聞かないで欲しい。とりあえず当店で購入し、使ってみるのがよいであろう。
皇徳寺店の常連のお客様が
「これを見るとコーヒーが飲みたくなるよ」
といって、「かもめ食堂」のDVDを貸してくださった。
ご覧になった方なら、すぐに思い出す、あの印象的なシーン。
ドリッパーにコーヒー粉を盛り、中央に指で窪みをつける。その際
「コピ、ルアック」
と、唱えるのである。すると、驚くほどうまいコーヒーができるのだ。
なお、この抽出法は現在、特許申請中である。
という話はまだ聞かない。
ちなみに、コピ・ルアク(Kopi Luwak)とはジャコウネコの糞から採られるコーヒー豆のことである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
梅雨は明けたんでしょうか、暑い日が続きますね。おかげで、アイスコーヒー用のコーヒー豆が急に売れはじめました。アイスコーヒーは、苦くいれるのがコツなのですが、今日は、苦味や渋みの出ない、不思議な抽出法のご紹介。それは、水出しコーヒー。簡単に言うと、お湯ではなく、水で点てるので、コーヒーに含まれる苦味や渋みが溶け出さないという方法です。これをアイスで飲んだら、もう、目が点になりますよ。イヤな味がゼンゼンしない。とってもマイルド。
ところで、写真はハリオというガラスメーカーがつくってる、WaterDripperポタ、という商品。実はこの商品、つい最近、大幅な値上げがあったんです。メーカー価格12,600円だったのが、21,000円になっちゃった。当店では10,800円で販売してたんですが、おそらく現在は15,000円前後で販売されてると思います。当店も、現在の在庫がなくなり次第、価格改正(改悪?)します(笑)
写真では、手前に真鍮色の製品が写ってますが、これは廃番になりました。いまはブロンズのみです。安い時に仕入れた商品も、残りわずか。当店売価9000円(税込み)の真鍮色が2台(鷹師、皇徳寺、各1台)、当店売価10,800円(税込み)のブロンズが1台(皇徳寺のみ)です。よろしかったら、お早めにどうぞ。
なお、手軽に水出しコーヒーが作れる、水出しコーヒーポットも絶賛販売中。こちらは880円です。
きのういらしたお客様が、
「これ、ガンガン使ってますよ」
っておっしゃる。
正直な話、ぼくはこの器具を軽く見ていたので、びっくり(笑)
税込み1,575円を、税込み980円で販売中。
「飲みたい時にすぐできる」コーヒーメーカー、良かったらおひとつドウゾ。
なお、深煎りの豆を細く挽いたものをお使いください。
当店では、キリマンジャロ・スノートップの深煎りをお勧めしています。香りがすばらしいです。100g 400円
必要な道具はこれだけ。
■抽出の模様をビデオでご覧になれます。
■淹れるたびに味が変わるのは?(ペーパードリップ)
●豆と水の量の割合は、正確に量ってください。
一人分の場合は、水120㏄に対してコーヒー粉10g
二人分の場合は、水240㏄に対して17.5g(20gだと濃すぎます)
三人分の場合は、水360㏄に対して25g
●沸騰したての高温のお湯でコーヒーを抽出すると、重い苦味や渋味が出ることがあります。
豆が新しいうちは83℃位で抽出すると、マイルドで風味が良いと思います。
沸騰して1分くらい待つと、90℃くらいになってます。
●人数分に関係なく、蒸らし時間を含め、3分以内で。
長い時間をかけて抽出すると、うまみ成分より苦味成分が多く抽出されて、苦くなります。
●細かく挽くと苦味が強く、濃く出ます。
粗く挽くとマイルドでリッチな味になりますが、やや淡目に抽出されますので、その分、粉を多めに使うと良いでしょう。
●購入した豆を1週間以内に使い切れない場合は、密封容器に入れて冷蔵庫に保存してください。
多めに購入した場合は、小分け(開封時の結露量を最小限に抑えるため)して密封、冷凍保存すると良いでしょう。
豆のまま保存したほうが酸化しにくく、風味が長持ちします。
また、挽きたての豆を抽出することで、コーヒー豆に含まれた豊かな風味を存分に引き出すことができます。
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