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2007年1月30日 (火)

カロシ・トラジャ

最近見かけなくなったが、ちょっと前まで、車にはDELUXEという銀ピカのエンブレムが付いていたりした。デラックスとは、豪華という意味であるが、車のグレードとしては低く、その上にスーパー・デラックス(超豪華)があり、もっと上にはスーパー・サルーン・VIP(超大広間・重要人物)などというグレードがあったりした。車にグレードがあるように、人にもスーパーマン(超人)やウルトラマン(極端人)といったバリエーションがある。実は、コーヒー豆にもそれがあるのだ。たとえば、インドネシアのマンデリンというコーヒー豆には、ウルトラ・マンデリンという銘柄がある。念のためにいっておくが、ウルトラマン・デリンではない。当店でも以前、しばらく扱っていた。
ところで今回、スーパー・カロシ・トラジャというインドネシアのコーヒー豆を販売することになった。話が長くなってしまったが、いいたかったのはこれだけである。

2007年1月28日 (日)

となりの影響です

Pot_01春近し、となりはナニをする人ぞ。来月から、銅ポット、ステンレスポットなどの金属製品が値上がりします。仕入先に、「なんでこんなに値上げするんじゃ~!」と、聞いたところ、原材料、つまり金属資材が不足して値上がりしてるんだと。おとなりの国が大量に金属を消費してるんだって。やぁね。

2007年1月18日 (木)

デロリアン

Stainlessデロリアンっていう車があるんだけど。知ってる人はもう少ないでしょうね。映画バック・トゥ・ザ・フューチャーで、タイムマシンとして活躍した車。デロリアンには銀色以外のカラーバリエーションがないらしい。なぜか。そう、あの車は塗装してないんだって。地金むき出し。錆びないのかって?大丈夫、ステンレスだから。いいよね、ステンレスは。ステンレスが好きなので、店の容器は全部ステンレス。いつもピカピカ。ちょっと他人行儀。でも、最近になって、野ざらしの錆びくれた鉄の風合いが好きになった。身近に感じて、いとおしい。なぜかな。同病相哀れむような、あの感じ?

2007年1月16日 (火)

石ころ

考えている。
考えている。
気がつくと、考えている自分がいる。
一人で考えている世界は、閉じている。
閉じているけど、その世界は四方八方に膨らんでいく。
考えていることを、こうして文章に表してみる。
まず、自分が見ている。
おかしな表現がないか、目を見張る。
文章にはできても、目の前にいる人にうまく口で表せない事柄は多い。文章は停止しているから、読む側は感性の準備ができてから臨める。道端に置かれた石のように、感性がこちらを向いてる人だけを振り向かせることができる。
ぼくは道端に石ころを置く。
石に気づいて、それを拾い上げた人の言葉が石に添えられる。
石を拾う人。ぼくの書いた言葉は道端の石ころだ。

コーヒーブレイクその0

Life_0_1全然コーヒーに関係ないことを書いてます。以前、生活の記録という日記ブログを書いてました。仕事とはあまり関係のないアホ日記で、10日ほど前に止めたのですが、今こうして書いていると、やっぱりアホなことを書こうとする。そう、これがそうです。悩んでます。コーヒーが飲みたい。でも、今飲んだら眠れなくなるだろうな。

2007年1月13日 (土)

コーヒーの語源

大きな声で言えないが、ぼくはコーヒーについて知らないことが多い。というより、何度憶えても、すぐに忘れてしまう。でも、コーヒーのことを知らないからといって、好きな女に振られることはない。もし、
「ねえ、どうしてコーヒーはコーヒーっていうの?」
などと聞かれても、あわてる必要はない。てきとうに答えればよい。例を挙げてみよう。
「コーヒーの語源を知りたいんだね? そうだな、ぼくはフツーの女の子にはテキトーに答えることにしているけど、君は特別だから、ちゃんと答えるね。そのむかし、コーヒーの実は、お酒の原料だったんだ。赤く熟した実を発酵させてお酒を造っていた時代があった。コーヒーはアラビア語でコーヒーを意味するカゥア(Qahwah)が訛ったものだけど、カゥアはもともとワインを意味していたんだ」
「ふぅーん、意外だわ。ワインなのね、コーヒーって」
「うん、そうなんだ。あ、知人から珍しいワインをもらったんだけど… どう?今夜の予定は」

2007年1月12日 (金)

珈琲の効能その2

どうでもいいことだが、わが家の冷蔵庫には納豆が常備されている。冷蔵庫を開けると、いつでもそこには納豆がある。意外に思うかもしれないが、平和とは、そういうことなのだ。ところが今夜、冷蔵庫を開けると納豆がなかった。
「納豆は?」
ぼくは振り向きざまに言った。
「売り切れてたの。あるある大辞典で納豆ダイエットというのがあったらしいの」
やれやれ、またTVか。軽薄な連中め。納豆ダイエットなど、スマートなぼくにはどうでもよいことである。
今、ぼくはコーヒーが有する特殊な効能について研究中なのであるが、当然、それは納豆ダイエットなどという低いレベルの問題ではない。まだ発表の段階ではないが、当ブログの読者にだけ内緒で公開しよう。というわけなので、まだだれにも言わないでほしい。
実を言うと、コーヒーは「ハゲ」に効くかもしれないのである。
笑ってはいけない。これは大変なことなのである。
これにはいくつかの根拠というか、既成事実がある。
まず一つ目。コーヒー屋にはハゲが少ない。(ような気がする)
二つ目。遺伝的に、ぼくはハゲる確率が高いのだが、いまだにハゲていない。

あ、もう12時。寝る時間だ。この続きはいつかまた。
それではみなさん、さようなら、おやすみなさい。

2007年1月11日 (木)

コピ・ルアク

皇徳寺店の常連のお客様が
「これを見るとコーヒーが飲みたくなるよ」
といって、「かもめ食堂」のDVDを貸してくださった。
ご覧になった方なら、すぐに思い出す、あの印象的なシーン。
ドリッパーにコーヒー粉を盛り、中央に指で窪みをつける。その際
「コピ、ルアック」
と、唱えるのである。すると、驚くほどうまいコーヒーができるのだ。
なお、この抽出法は現在、特許申請中である。
という話はまだ聞かない。
ちなみに、コピ・ルアク(Kopi Luwak)とはジャコウネコの糞から採られるコーヒー豆のことである。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2007年1月10日 (水)

風がとまるとき

風は、吹いていないときは何をしているんだろう?
これはケストナーのことば。

苦いコーヒーを飲みたくなるのはいつか?
風向きが変わるとき。

これはぼくのことば。

2007年1月 9日 (火)

焦げた味

簡単に言うと、ぼくの仕事は遠い南の国から仕入れたナマのコーヒー豆を、火であぶって焦がし、袋につめて売ることである。簡単に言うまでもなく簡単である。しかし、iPodでロックを聞きながらノリノリで豆を焼いていると、うっかり焦がしすぎて炭になる。ぼくは炭を売っているわけではないので、スミマセンではすまない。つまり、肝要なのは「適当」に焦がすことなのである。一般に、食物は焦げると苦くなる。同じ理由で、コーヒーは苦い。それを好んで飲むのは大人である。人間も焦げることがある。適当に焦げると大人の味になる。言うまでもないが、ぼくがそうだといってるわけではない。

2007年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます

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