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2007年12月28日 (金)

年末年始休業のお知らせ

12月30日から1月4日まで休業します。
1月5日(土)より平常どおり営業します。

2007年12月 7日 (金)

膨れないワケ

お客様から質問があった場合、原則としてぼくは答えることにしている。が、答えにくい質問がとても多い。が、とりあえずここで、よくある一般的で、当たり障りのなさそうな質問に答えてみたい。

お客様→ どうしてこんなに膨らむんですか?(ぼくがドリップしているのを見ながら)
ぼく→ フォースを信じるんだ。
お客様→ え?
ぼく→ 煎りたて、挽きたての豆を使えば膨れます。お湯の温度は83度。膨れないのは、お客様のウデにはあまり関係ありません。つまり、焼いて時間の経ってないコーヒー豆を豆のまま購入し、ドリップする直前に挽いてください。
お客様→ そうしてるんだけど。
ぼく → 焼きたての豆も、保存状態が悪かったり、時間が経つと膨れなくなります。小まめに買うのがコツですね。
お客様→ そうしてるんだけど。
ぼく→ 引力が強過ぎるのかもしれません。

2007年12月 4日 (火)

星菫派の珈琲

071204_01
概してオトコはロマンチストで、女は空想力に欠ける、などというと当店の珈琲の売り上げに影響するカモしれない。ところで、オトコがロマンチストなのは、生態学的に見て宿命といえなくもない。生命の至上命令は生き延び、繁殖することだが、繁殖のためには、常に繁殖できる場を前もって確保する必要がある。071204_02c人間社会では最近になって環境問題が声高に叫ばれるようになった。いわく、「地球規模の…」。そう、人間はもとより生命にとって、地球は狭くなってきていることが認識されたのだ。生命は幾度も種の絶滅を経験する過程で自らが置かれている繁殖の場に限りがあることを知った。そのために、ヒトという、知能に特化した生物をこしらえたのである。生命の自己拡大欲は無限なのだ。そしてヒトのオスは星を見て感傷に耽り、いずれ星に向かって飛び立っていく。かくして生命はまんまと更なる繁殖の地を手にする、というワケである。とまあ、こんな空想に耽るのも、ぼくがオトコだから…カモしれない。071204_03cさて、ここからが本題。今回、インドネシアの「ビンタン・トラジャ」というコーヒー豆を仕入れてみました。この「ビンタン」というのは、インドネシア語で「星」のことだそうです。


☆なお、表題の星菫派(せいきんは)とは、星やすみれに託して、恋愛や甘い感傷を詩歌にうたった浪漫主義文学者のこと。
(あるいは一般的に、そのような感傷的作品しか作れない詩人を揶揄する際にも用いられる)。
出典:Wikipedia

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