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ご近所ぶろぐ

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2017年2月の記事

2017年2月27日 (月)

チューリップ

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冬の次に春が来るというのは、いいものだ。嫌いなものを先に食べれば、好きなものだけが皿に並んでいるのに似ている

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天気がよかったので、南に車を走らせた

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春というのは、いいものだけど、その心地よさにどっぷり浸ることができない。安心できない何かがある。雲一つないはずの空に、よく見ると灰色の雲が一つ浮かんでいるような、あの感じだ

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園内を歩いていると、ひどく腰の曲がった老夫婦とすれ違った。爺さんが提げていたピクニックバスケットが妙に浮いていた

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冬が今より嫌いだったころ、この植物園によくチューリップを見に来たものだった

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そのころ、この植物園では、今よりたくさんのチューリップが咲いていた

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そのときのぼくは、ダニィが夏への扉を探していたように、必死に冬から逃げようとしていた

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今でも冬が終わるころ、それを確かめるためにここに来る

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2017年2月26日 (日)

Wind, Sand and Stars

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ぼくはまだ砂漠に行ったことはないけれど、風と、砂と、星しかない、とてもさびしいところらしい。星の王子さまは、そんな砂漠でキツネに会い、ともだちになった。そのともだちは、ほんとうに大切なものは目に見えないんだ、と、王子さまに教えてくれた。ぼくも、そんなともだちに会えるなら、風と、砂と、星しかない砂漠をどこまでも歩いてみたい

2017年2月25日 (土)

木星

風呂から上がり、屋上に出てイスに腰掛け、空を見上げると、星が10個くらい光っていた。薄雲が広がっているらしく、明るい星しか見えない。南東の空に木星がぼんやり光っている。空を飛べたら木星まで飛んでみたい、と思った。どれくらいかかるだろう。生きているうちにたどり着けるだろうか。気になってきて、部屋に戻り、本棚から図鑑を取り出した。小学校の時から使っている「宇宙のなぞ」という本。それによると、時速5,000キロのロケットで14年かかるという。もしぼくが空を飛べても、時速5,000キロなんて絶対無理。パーマンが時速91キロなのだから。計算してみたら、ぼくがパーマンみたいに飛べたとしても、769年かかる。やってられない

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2017年2月23日 (木)

薪を割る男

ある本を読んでいたら、こんなことが書いてあった。
「男性の場合、失恋にもっとも効くのは、斧をもって、身体がくたくたになるまで薪を割ることだそうである」
なるほど、なんだか分かる気がする。ぜひ試してみたいものだ。でも、失恋しないことには試しようがない

2017年2月22日 (水)

あの日の君は

中学生の時に毎日欠かさずクラス担任に提出していた「生活の記録」を今に再現してみよう、という試みで始めたのがこのブログだった。だから何はともあれ、毎日書く、ということに重きを置いていたのだったが

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例えば2月10日。雪が降った日だ。こういう日こそ「記録」するべきなのに、何も書いてない。写真は撮っているのだが、記録してない。理由はわからない

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2月11日。同じく写真は撮っているが記録はない。この二日間、ぼくは何を考えていたのだろう。少し気になる

2017年2月21日 (火)

Magic

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見れば見るほど不思議。鳥肌が立ってしまう。なんでこんなものがあるんだろう

2017年2月20日 (月)

なんとなく魚フライ

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最近、天気予報がよく当たる。科学が進歩したせいかもしれない。よく当たる天気予報はつまらない。天気予報の良さは外れるところにある。外は雨。せっかくの休みなのに、昼過ぎまで台風のような雨。こんな日は魚フライが食べたくなる

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昼をだいぶ過ぎていたが、海の近くの食堂に出かけた。魚フライを食べた後、雨が止んだら、堤防に出て海を眺めるつもりでいた。でも、堤防は派手に波をかぶっていて、水中メガネがないと歩いて行けそうにない

デジャビュ

昨夕、店じまいをしていると、この辺りでは見かけない、どこか未来風の服に身を包んだ若い女性が入ってきた。まだ大丈夫ですか? 推定身長172cmの彼女は言った。大丈夫ですよ。と、ぼくは応じた。彼女は深煎りの珈琲豆を二つ買い、勘定を済ますと、にっこり笑って、写真を撮ってもいいですか?と言った。かまわないですよ、というと、バッグから大きなレンズのついたキャノンを取り出し、軽いフットワークで店内を回り、シャッターを切った。ぼくはデジャビュを見てる気がした。ずいぶん前になるけど、これとそっくりなシーンがあった。ただ、それぞれの彼女が持つキャノンのシャッター音が違った。今のキャノンはとても静かだ

2017年2月19日 (日)

夜更けのミュウ その後

数日前の夜、屋上に上がり、星空を眺めようとイスに腰かけた。いつもと何かが違う。そう、ミュウの声がしない。ぼくはイスから立ち上がり、あたりを歩き回った。左のサンダルに重心をかけ、片足を上げてみた。何も聞こえない。左のサンダルの下で鳴いていたミュウはいなくなった。どこかに旅立ってしまった。ぼくはまた一人になった

在りし日のミュウの鳴き声↓

2017年2月17日 (金)

おやすみ

大人とは飽きた人のことだ。こうして文章を書いていると、そのことがよくわかる。つまり、白い画面に向かったはいいが、何も書く気にならない。すでに飽きてしまっているのだ。大人だからな。分かるかな。おやすみ

2017年2月16日 (木)

春のラッパ

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小さな花がラッパを鳴らしてるように見えて、思わず耳を澄ませました

2017年2月15日 (水)

But the fool on the hill

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あの頃のぼくには見えなかったもの

2017年2月14日 (火)

坂道

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晴れた日に山を登っていく。曲がりくねった細い道。ちょっと疲れて、道端で休憩。何気なく下界を見下ろすと、今まで歩いてきた道が遠く小さく見える。このブログも書き始めて10年になるけれど、たまに過去の記事を読むと、山の上から見下ろしているように見えておもしろい。高いところから見下ろしているように感じられるのは、今のぼくが、あの頃より少しは成長しているということかな

2017年2月13日 (月)

ペパーミントブルー

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ペパーミントブルーの空に白い雲がプカプカ浮かんでた。ドライブにもってこいの日だったが、風は冷たかった

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海の向こうに島が見えた。100年に一度現れる幸福の島

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ソフトクリームを食べたくなったが、売ってないのでモナカにした。海辺を歩いたら風が冷たくて涙がボロボロ出た

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帰りに公園に寄ってみた

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ウメの匂いが甘くせつない

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河津桜はほぼ満開

2017年2月 8日 (水)

額縁の中の二人

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イヌは洗い過ぎると自分の匂いが分からなくなって、自分がイヌである事を忘れてしまうという。放っておくと、ぼくはぼくを忘れ、知らない自分になってしまう。大切な人との関係も朝露のように消えて跡形もない。時がいつの間にかぼくの匂いを洗い流してしまうからだ。ぼくが写真を撮るのは、時折それをポケットから取り出し、自分の匂いを思い出すため    

2017年2月 7日 (火)

夜空のスクリーン

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映画館で見る映画、テレビで見る映画。やっぱり違うんだよな。そして最近気になるのが、フィルム映写機とプロジェクターの違い。ぼくの映画館のイメージはフィルムのまま止まっているみたい

2017年2月 6日 (月)

なんとなくスペイン

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空港の用事が早く済んだので、海を臨む丘陵にある店にパエリアを食べに行った

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隣国のバスツアー客が大勢いて大変な賑わいであったが、12時を過ぎると潮が引くようにいなくなり、うそのように静かになった

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なんとなくスペイン

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帰りにいつもの場所に寄って、段々畑を散歩した。風が強く、厚めのセーターを着ていたが、ちょっと寒かった

2017年2月 4日 (土)

電話の向こうはどんな顔

電話は好きじゃないので、ほとんどかけない。できたらメールで済ます。でも、メールが使えないところには電話をかけるしかない。ある会社に電話をすると、若い女の子が出る。一度も会ったことはないのだけど、ラブリーな声で親しげに話しかけてくる。きっと、目のきらきらしたかわいい女の子なんだろうな、と想像してしまう。サラリーマンだったころ、ある会社に出向していた時期があった。そこで館内放送を担当していた女の子は、透き通った天使のような声で館内アナウンスをしていた。彼女を知らない人は、それを聞いてルパン三世に出てきたクラリスみたいな女の子を思い浮かべたに違いない。たしかに魅力的なルックスの女の子だったが、彼女はぼくに会うたび、口癖のようにこう言った。いい男がいたら紹介しろよな

2017年2月 3日 (金)

夜のガスパール

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なんだ君か、びっくりするじゃないか
呼んだでしょ
いや、呼んでない
なにしてるの
なにも。ちょっと考え事をしてた
いいわね。あなたはいつも楽しそう
そんなことないさ
そうかしら
呼んでないのなら帰るわ。おやすみなさい
おやすみ

2017年2月 1日 (水)

夜更けのミュウ

深夜、星空を眺めようと屋上に出たら、近くで子猫の鳴き声がする。周囲を探すが猫の姿はない。第一、こんな高いところに猫がいるわけがない。奇妙だな、と思いつつ、テーブルに向かって歩きはじめたら、また鳴き声が。すぐ近くだ。ぼくの後をついてくる。ぼくはぞっとしてサンダルを履いたまま屋内に駆け込んだ。すると猫も追ってきて、足元でミュウ、と鳴いた。鳴いていたのは新しいサンダルだった